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新編東洋学論集内容総覧

新編東洋学論集内容総覧

明治初年以来刊行された、700冊に及ぶ東洋学関係の論文集の目次内容を通覧する工具書。専門家・図書館に必備の書。

著者 川越 泰博
荷見 守義
ジャンル 書誌・資料・写真
出版年月日 1997/01/20
ISBN 9784938718039
判型・ページ数 A5・589ページ
定価 本体12,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

〈本文編〉

 序
 凡例

      【ア】

 一 アジアにおける国民統合 歴史・文化・国際関係
 二 アジアにおける宗教と文化
 三 アジアにおける宗教の再生──宗教的経験のポリティクス
 四 アジアの巨石文化──ドルメン・支石墓考──
 五 アジアの経済成長と構造変動 研究叢書13}
 六 アジアの社会と文化 I
 七 アジアの社会と文化 II
 八 アジアの社会と文化 III
 九 アジアの地域と社会
一〇 アジアの農村
一一 アジアの文化と社会──関西学院大学東洋史学専修開設30周年記念論集──
一二 アジアの変革──歴史学研究第一五〇号──
一三 アジア開発援助とシステム的研究
一四 アジア史における制度と社会
一五 アジア市民と韓朝鮮人
一六 アジア社会の民族慣習と近代化政策
一七 アジア諸民族における社会と文化──岡本敬二先生退官記念論集──
一八 アジア諸民族の歴史と文化──白鳥芳郎教授古稀記念論叢──
一九 アジア文化史論叢 1
二〇 アジア文化史論叢 2
二一 アジア文化史論叢 3
二二 アジア文化図書館開館記念論文集──アジア文化の再認識──
二三 アジア貿易の展望
二四 アメリカの新アジア観
二五 アラビア研究論叢──民族と文化──
二六 相浦杲先生追悼 中国文学論集
二七 青山博士古稀紀念宋代史論叢
二八 足利惇氏博士喜寿記念 オリエント学インド学論集
二九 新しい東アジア像の研究
三〇 姉崎博士古稀記念論文集
三一 荒木教授退休記念 中国哲学史研究論集
三二 安藤教授還暦祝賀記念論文集

      【イ】

三三 インド=複合文化の構造
三四 インドネシア──その文化社会と日本──
三五 インド学仏教学論集 高崎直道博士還暦記念論集
三六 インド史における村落共同体の研究
三七 インド史における土地制度と権力構造
三八 インド土地制度史研究
三九 井上先生喜寿記念文集
四〇 伊地智善繼・辻本晴彦両教授退官記念 中国語学・文学論集
四一 伊藤真城・田中順照両教授頌徳記念 仏教学論文集
四二 伊藤漱平教授退官記念 中国学論集
四三 伊原照蓮博士古稀記念論文集
四四 緯学研究論叢──安居香山博士追悼──
四五 飯田利行博士古稀記念 東洋学論叢
四六 池田末利博士古稀記念 東洋学論集
四七 池内博士還暦記念東洋史論叢
四八 石井良助先生還暦祝賀 法制史論集
四九 石川忠雄教授還暦記念論文集 現代中国と世界──その政治的展開
五〇 石田・和田・龍・山中四先生頒寿記念 史学論文集
五一 石田博士頌寿記念東洋史論叢
五二 石濱先生還暦記念論文集
五三 石濱先生古稀記念東洋学論叢
五四 出石誠彦先生追悼東洋学研究
五五 市古宙三教授古稀記念 アジア史論叢
五六 市村博士古稀記念東洋史論叢
五七 稲葉博士還暦記念満鮮史論叢
五八 稲・舟・祭──松本信廣先生追悼論文集──
五九 入矢教授/小川教授退休記念 中国文学/語学論集
六〇 岩井博士古稀記念典籍論集
六一 殷代青銅文化の研究

      【ウ】

六二 宇井伯寿博士還暦記念論文集──印度哲学と仏教の諸問題──
六三 宇野哲人博士米寿記念論集 中国の思想家 上巻
六四 宇野哲人博士米寿記念論集 中国の思想家 下巻
六五 宇野哲人先生白寿祝賀記念東洋学論叢
六六 植田捷雄先生還暦記念 中国をめぐる国際政治
六七 浮田和民博士記念史学論文集
六八 内田吟風博士頌寿記念 東洋史論集
六九 内田直作名誉教授古稀記念論文集
七〇 内野台嶺先生追悼論文集
七一 内野博士還暦記念東洋学論集
七二 雲南の民族文化

      【エ】

七三 江上波夫先生米寿記念論集 文明学原論
七四 江上波夫教授古稀記念論集 考古・美術篇
七五 江上波夫教授古稀記念論集 民族・文化篇
七六 江上波夫教授古稀記念論集 歴史篇
七七 恵谷先生古稀記念浄土教の思想と文化
七八 愛媛大学法文学部創立五周年記念論集
七九 衞藤瀋吉先生古稀記念論文集 20世紀アジアの国際関係? 中国の社会と国際関係
八〇 衞藤瀋吉先生古稀記念論文集 20世紀アジアの国際関係? アジアに対する日本
八一 衞藤瀋吉先生古稀記念論文集 20世紀アジアの国際関係? ナショナリズムと国家建設
八二 衞藤瀋吉先生古稀記念論文集 20世紀アジアの国際関係? 国際システムの理論と実態
八三 榎博士還暦記念東洋史論叢
八四 榎博士頌寿記念 東洋史論叢

      【オ】

八五 小笠原宣秀博士追悼論文集
八六 小川博士還暦記念史学地理学論叢
八七 小田先生頌寿記念朝鮮論集
八八 小田義久博士還暦記念 東洋史論集
八九 小野勝年博士頌寿記念 東方学論集
九〇 小野武夫博士還暦記念東洋農業経済史研究
九一 小野塚教授在職二十五年記念 政治学研究 第二巻 
九二 小尾博士退休記念 中国文学論集
九三 小尾博士古稀記念 中国学論集
九四 大倉財閥の研究──大倉と大陸
九五 大阪漢学大会研究報告
九六 大阪大学文学部創立十周年記念論叢
九七 大谷森繁博士還暦記念朝鮮文学論叢
九八 大野實之助博士古稀記念 中国文学論文集
九九 大類伸博士喜寿記念史学論文集
一〇〇 太田進先生退休記念中国文学論集
一〇一 岡村貞雄博士退休記念論集 漢文学と漢文教育
一〇二 岡村繁教授退官記念論集 中国詩人論

      【カ】

一〇三 加賀博士退官記念 中国文史哲学論集
一〇四 加藤章一先生古稀記念論文集 仏教と儀礼
一〇五 加藤博士還暦記念東洋史集説
一〇六 変わる東南アジア史像
一〇七 家族と村落 第一輯
一〇八 狩野教授還暦記念支那学論叢
一〇九 開学記念論文集
一一〇 開国百年記念明治文化史論集
(後略)

 索引

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内容説明

明治初年以来刊行された、700冊に及ぶ東洋学関係の論文集の目次内容を通覧する工具書。歴史・民族・宗教をはじめ、考古・美術など多岐にわたる学問分野と、アジア全域をカバー。専門家・図書館に必備の書。


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序 川越泰博・荷見守義


近年、学問の諸分野における研究文献の生産量は、驚異的であり、それに伴って、文献情報の効率的な探索がより一層要請されている状況にある。東洋学の分野においても、例外ではなく、近年における分量の増大には瞠目するものがあり、諸々の個別的な文献目録が刊行されて、文献情報への関心が高まりつつある。


本書は、そうした状況に鑑みて、明治初年から最近年に至る間に出版された東洋学関係の論集の内容細目を通覧する工具書として編纂したものである。本書の初版本は、かつて一九七九年(昭和五四年)四月に、国書刊行会編として上木された。当時、国書刊行会に奉職中であった川越泰博の発案主導のもと、一部岩重日出丸氏の協力を得て、編纂したのである。それから一七年の歳月を経る間に上梓された論集の数は、ほぼ倍増した。


そこで、川越泰博と荷見守義は、初版本の面目を一新すべく、初版以後に刊行された論集の内容細目の収集と編纂の作業に着手した。その一応の区切りとして、今回全て新規に組み直したのが本書である。斯学の今後の研究に多少なりとも寄与するところがあれば、これにすぐる喜びはない。


本書を上木するにあたって、改訂出版を快諾された国書刊行会社長佐藤今朝雄氏、面倒な出版を引き受けていただいた風響社の石井雅社長、ならびに最新の論集データを提供して戴いた東洋文庫の相島宏文庫長に、衷心より感謝申し上げたい。


凡 例


一 本書は、明治初年から一九九五年(一部一九九六年も含む)までに刊行された日本文(一部中文、欧文を含む)の論集(記念論集など複数の執筆者よりなる単行書)を収録の対象とした。


二 各論集の配列は、原則として文字単位ごとの五十音順とし、検索のために通し番号を付した。


三 各論集には、編者名・発行所(または発行元、発行者)・発行年月の順に簡単な説明を施し、ついで順次、所載論文名・執筆者名・初出頁(漢数字使用)を記した。なお、算用数字使用の箇所は、横書き逆順であることを示している。


四 巻末に付した索引(論文執筆者)は、原載に基づいて【和文】欄と【欧文】欄に分けた。日本人についても一部【欧文】欄に入っているものがある。【和文】欄の配列は、やはり文字単位ごとの五十音順とし、同音同訓の場合は、筆画の少ないものからとした。索引として使用した数字は、すべて収録論文の通し番号に基づく。


五 使用漢字は、組版の関係で、基本的には当用漢字を用いた。

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編者紹介
川越泰博(かわごえ・やすひろ)
1946年 宮崎県日南市に生まれる。
1976年 中央大学大学院博士課程単位修得。
現 在 中央大学文学部教授、文学博士。
主要著書 『中国典籍研究』(国書刊行会、1978年)、『増補改定日中・日朝関係研究文献目録』(共編、国書刊行会、1996年)など。

荷見守義(はすみ・もりよし)
1966年 茨城県水戸市に生まれる。
1993年 中央大学大学院博士後期課程入学。
現 在 南開大学(中国・天津市)に留学中(中国政府留学生)。
主要論文 「明朝の冊封体制とその様態──土木の変をめぐる李氏朝鮮との関係──」(『史学雑誌』104-8、1995年)など。

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