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比較日本文化研究 8

比較日本文化研究 8

国際的・学際的視野からの日本文化研究・人間文化研究のための研究・交流の場を目指して創刊。【小特集】女性像を問い直す。

著者 比較日本文化研究会
ジャンル 定期刊行物
シリーズ 雑誌 > 比較日本文化研究
出版年月日 2004/11/20
ISBN 9784894899087
判型・ページ数 A5・144ページ
定価 本体1,500円+税
在庫 在庫あり
 

目次

【小特集】女性像を問い直す

 失われた女性の継承権──近世の半檀家を中心として  森本一彦
 他者としての日本女性像をめぐって  川橋範子
 水子供養研究のその後──ハーディカさんへのお手紙  森栗茂一

 産育・葬送儀礼にみる日中茶俗の比較研究  吉村 亨
 精神の普遍的ドラマとしての説経  川田 耕
 「翁舞」と「こぶとり」に表現される「ずれ」についての心理学的考察  松波幸雄
 盲目者の社会化と自立  川口さやか

 執筆者紹介
 比較日本文化研究会 設立の趣旨・編集方針
 『比較日本文化研究』投稿要領
 比較日本文化研究会会則
 第八回研究会
 既刊号の紹介

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内容説明

国際的・学際的視野からの日本文化研究・人間文化研究のための研究・交流の場となることを目指して創刊。【小特集】女性像を問い直す。

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《執筆者紹介》(掲載順)

(a生年 b所属 c主要著書・論文 d専攻)
森本一彦(もりもと かずひこ)  a一九六二年 b京都文教高等学校講師 c「複檀家から一家一寺へ──出羽国村山郡山家村の事例」森隆男編『民俗儀礼の世界』(清文堂出版、二〇〇二年)、「複檀家の社会背景と展開──近世越後における檀論と法令」伊藤唯真編『宗教民俗論の展開と課題』(法蔵館、二〇〇二年) d民俗学・歴史社会学
川橋範子(かわはし のりこ) a一九六〇年 b名古屋工業大学大学院助教授 c『混在するめぐみ──ポストコロニアル時代の宗教とフェミニズム』(人文書院、二〇〇四年、黒木雅子氏との共著)、「「他者」としての「日本女性」──欧米の「水子供養言説」批判」(『民族学研究』第六八巻第三号、二〇〇三年) d宗教学
森栗茂一(もりくり しげかず)  a一九五四年 b大阪外国語大学教授 c『不思議谷の子どもたち』(新人物往来社、一九九五年)、『河原町の歴史と都市民俗学』(明石書店、二〇〇二年) d都市民俗学・生活学
吉村 亨(よしむら とおる) a一九四六年 b京都学園大学教授 c『宇治茶の文化史』(宇治市教育委員会、一九九三年)、『中世地域社会の歴史像』(阿吽社、一九九七年)、「THE HISTORY OF TEA CULTURE AND CUSTOMS IN JAPAN」〔『韓国茶学会誌』第六巻第二号、二〇〇〇年)  d日本中・近世の生活文化史研究
川田 耕(かわた こう) a一九六九年 b京都学園大学助教授 c「国家・道徳・主体──十七世紀後半の民衆物語にみる自己抑制的主体の登場」(『社会学評論』第五二巻二号、二〇〇一年)、「復讐の物語にみる父殺しの感情──十八世紀前半の敵討物」(『京都学園大学経済学部論集』第十一巻二号、二〇〇一年)  d社会学・近世劇の社会学的考察
松波幸雄(まつなみ ゆきお) a一九六一年 b京都学園大学心理教育相談室専任カウンセラー c「古事記における異界分離に関するユング心理学的考察──千引きの岩型分離構造としめ縄型分離構造」(「『仏教大学学生相談室年報』第十一号、二〇〇二年)、「「もの語り」の原風景としてのカウンセリング」(『語りの世界』第三十六号 、二〇〇三年)  d臨床心理学
川口さやか(かわぐち さやか) a一九七八年 b旅行会社勤務  c「盲目者の社会化と自立」(二〇〇一年度、天理大学文学部歴史文化学科卒業論文)  d民俗学

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