韓国朝鮮の文化と社会 6
特集 文字と無文字のあいだ
「特集:文字と無文字のあいだ」の論考をはじめ、人類学・歴史学を中心に、論文、資料、書評、多彩なエッセイを収録。
著者 | 韓国・朝鮮文化研究会 編 |
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ジャンル | 定期刊行物 |
シリーズ | 雑誌 > 韓国朝鮮の文化と社会 |
出版年月日 | 2007/10/15 |
ISBN | 9784894899568 |
判型・ページ数 | A5・296ページ |
定価 | 本体3,500円+税 |
在庫 | 在庫あり |
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目次
特集「文字と無文字のあいだ」について 板垣竜太
〈論文〉
朝鮮後期郷村社会と文字・文書──伝令と所志類をてがかりに 山内民博
近代朝鮮社会における文字の価値付けとその文脈 三ツ井 崇
家族・親族慣行にみる伝統の相互交渉
──フィールドワークと文書のあいだ 嶋 陸奥彦
論文
「韓国華僑」の生成と実践──移民集団の括り方をめぐって 林 史樹
視点
翻訳の世界──朝鮮語と日本語のばあい 野村伸一
研究ノート
「文学主義」から「文化論」へと
──最近の韓国文学研究の流れに関する一つの概観 車承棋(月脚達彦訳)
「マダン」という文化空間についての一考察
──一九八〇年代ソウルにおける民衆と政府の観点から 水谷清佳
本の紹介
『韓国経済の奇跡──礎を築いた民間経済人の熱き思い』 鄭大均
『チマ・チョゴリ制服の民族誌──その誕生と朝鮮学校の女性たち』 真鍋祐子
『歴史の狭間を生きる』 秀村研二
『朝鮮儒学史』 松本誠一
展評
「白磁大壺」にまつわる断片的記憶 片山まび
国立中央博物館の再出発 李須恵
ひろば/マダン
韓国古文書学の現在──資料集の刊行から生活史まで 金[火+玄]栄(豊島悠果訳)
歴史問題研究所が「成年」になるまで 許 洙(柳田悠紀訳)
エッセイ
インサドン・イヤギ(吉田光男)/変わりゆくソウルの路上──ある日本人演奏家との邂逅の追想から(山内文登)/『「冬ソナ」にハマった私たち』と「私たち」(真鍋祐子)
彙報 韓国・朝鮮文化研究会会則 編集後記 英文目次・ハングル目次 執筆者一覧
内容説明
「特集:文字と無文字のあいだ」の論考をはじめ、人類学・歴史学を中心に、論文、資料、書評、多彩なエッセイを収録。年刊。
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執筆者紹介
板垣 竜太 同志社大学社会学部専任講師
山内 民博 新潟大学人文学部准教授
三ツ井 崇 同志社大学言語文化教育研究センター専任講師
嶋 陸奥彦 東北大学大学院文学研究科教授
林 史樹 神田外語大学外国語学部准教授
野村 伸一 慶應義塾大学文学部教授
車 承 棋 東京外国語大学外国人研究者
月脚 達彦 東京大学大学院総合文化研究科准教授
水谷 清佳 大阪市立大学大学院文学研究科アジア都市文化学専攻後期博士課程
鄭 大 均 首都大学東京都市教養学部教授
真鍋 祐子 東京大学東洋文化研究所准教授
秀村 研二 明星大学日本文化学部教授
松本 誠一 東洋大学社会学部教授
片山 まび 大阪市立東洋陶磁美術館・学芸員
李 須 恵 高麗美術館研究員
金 栄 国史編纂委員会教育研究官
豊島 悠果 東京大学大学院人文社会系研究科韓国朝鮮文化研究専攻博士課程
許 洙 同徳女子大学校研究教授
柳田 悠紀 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
吉田 光男 東京大学人文社会系研究科教授
山内 文登 東京大学東洋文化研究所東アジア第二研究部門助教