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台湾原住民研究 10

台湾原住民研究 10

台湾先住諸族の研究誌。漢化と近代化の波に呑まれ、消失・変容しつつある多様なその文化を、人類学の立場から考究、紹介。

著者 台湾原住民研究会
ジャンル 定期刊行物
シリーズ 雑誌 > 台湾原住民研究
出版年月日 2006/03/20
ISBN 9784938718749
判型・ページ数 A5・296ページ
定価 本体3,500円+税
在庫 在庫あり
 

目次

[論文]
南と北の小人伝承 山田仁史
「牡丹社事件」についての私見  華阿財(宮崎聖子訳)
【解説】華阿財先生と「牡丹社事件」の研究  笠原政治
佐久間左馬太台湾総督に関するタロコ族の記憶と「歴史」の構築  原 英子
プユマにおける禁忌の動物  蛸島 直
日本植民地期における台湾原住民族宗教研究のながれ:「官」「学」両伝統の形成と軋轢  黄智慧(木村自訳)

[研究ノート・資料]
タイヴォアンの民俗に関する覚え書:浅井恵倫台湾映像資料の探求  清水 純
ロシン・ワタンをめぐる史料紹介  中村平(編)

[小特集:この10年をふりかえって]
はじめに  笠原政治
台湾・原住民のことばの研究、この10年  森口恒一
花蓮の変化、この10年  原 英子
十年の回顧  山田仁史
集集地震後のあるブヌンの村  森口恒一
台湾調査この10年、デジタル化と調査スタイルの変化  原 英子
日本順益台湾原住民研究会・台湾原住民研究会の10余年  笠原政治

[書評]
楊南郡著『幻の人類学者 森丑之助:台湾原住民の研究に捧げた生涯』  西村一之
山本芳美著『イレズミの世界』   阿部櫻子

彙報・総目次

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内容説明

かつて「高砂族」と呼ばれた台湾先住諸族の研究誌。漢化と近代化の波に呑まれ、消失・変容しつつある多様なその文化を、人類学の立場から考究、紹介。論文・資料・調査報告・エッセイなどを含む関連情報の拠点。


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執筆者紹介
山田 仁史(やまだ ひとし) 東北大学大学院文学研究科講師
華 阿 財(Valjluk MAVALIU) 大武山文化芸術発展協会理事長
笠原 政治(かさはら まさはる) 横浜国立大学教育人間科学部教授
原  英子(はら えいこ) 岩手県立大学盛岡短期大学部助教授
蛸島  直(たこしま すなお) 愛知学院大学文学部教授
黄 智 慧(HUANG, Chih-huei) 中央研究院民族学研究所研究助理
清水  純(しみず じゅん) 日本大学経済学部教授
中村  平(なかむら たいら) 日本学術振興会特別研究員(京都大学人文科学研究所)
森口 恒一(もりぐち つねかず) 静岡大学人文学部教授
西村 一之(にしむら かずゆき) 日本女子大学人間社会学部専任助手
阿部 櫻子(あべ さくらこ) 株式会社ヴィジュアル・フォークロア
宮崎 聖子(みやざき せいこ) 東京家政学院大学非常勤講師
木村  自(きむら みずか) 国立民族学博物館機関研究員

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